| キッズゲルニカイタリア展覧会へのメッセージ | ||||||
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| キッズゲルニカ・プロジェクトはほんの小さな種子として始まりましたが、今では美しい花をたくさんつけた大きな木に成長しました。プロジェクトが始まって以来、私は世界中のいろいろな場所から集まった多くの人々と出会い、みんなとたいへん仲良くなりました。友情は世界平和を目指すうえで欠かせないことです。友達がいれば、その友達の国や文化や宗教を好きになることができます。 私たちの地球のいろいろなところに住む友人たちによって描かれた平和の絵を見てください。それぞれの絵の中に共通点と違いを見つけることができるでしょう。子どもたちひとりひとりの顔が決して同じでないように、ひとつひとつの絵は異なる平和のイメージを表現しています。この多様性こそ、私たちの惑星の豊かさだといえます。この展覧会が、参加した子どもたちの平和への強い願いとともに、それぞれの文化的背景の多様さというものを知るすばらしい機会となることを願っています。その多様性を理解し、認め合うことは世界平和への第一歩だと思います。友達であれば、お互いの違いのすばらしさに気がつくでしょう。 最近のテロ事件と戦争は世界を震撼させました。百年後にこのキッズゲルニカの絵はどうなっているでしょうか。百年後の世界を想像してみてください。暴力から逃れてきた難民のためのテントとして使われているたくさんのぼろぼろになった大きなキャンバスをだれかが見つけるかもしれません。そのとき、百年前にキッズゲルニカのために絵が描かれたことも、平和の意味さえもわからなくなっているかもしれません。反対に、百年後には、21世紀初めの平和への努力を示すものとして、キッズゲルニカの記念行事が古くなったカラフルな大きな絵とともに行われるかもしれません。世界がもっと平和になっているのか、まだ暴力で満ちているのか、それはみなさん若い世代にかかっています。このプロジェクトに関わった人はみんな平和についてより真剣に考え、自分とは違う文化を憎んだりはしないはずです。 最後に、この美しい平和の絵というものが個人的な作品ではなく、みんなで力を合わせて作った共同制作であるということを強調しておきたいと思います。協力することなしには、こんなすばらしいプロジェクトの成功はありえなかったといえます。キッズゲルニカは平和な世界へ向けてみんなで協力し合うことのシンボルなのです。平和への希望をもち、力を合わせれば、必ず実現できるでしょう。みなさんがこの夢を分かち合い、その実現へ向けて応援してくださることを願っています。 2001.11.29 キッズゲルニカ国際委員会代表 金田卓也 |
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