|
メッセージ (絵の意味)
「緑豊かな平和な世界になることを願って」
〜6年生を送る会「キッズゲルニカ完成発表」の言葉より〜
私たち6年生は日ごろの授業やヒロシマへの修学旅行で平和の大切さや戦争の恐ろしさを学びました。
「国際平和ポスター」では一人一人が平和な世界を願う気持ちを絵で表現しました。
そして、卒業制作として昨年、一昨年の6年生に引き続き、「平和な世界にしたい」という思いを世界に伝えるため六年生全員で『キッズゲルニカ』を作成しました。
『キッズゲルニカ』とはピカソが平和を訴えて描いた『ゲルニカ』と同じサイズの絵を世界中の子どもたちが描き、世界に平和と訴えていこうという取り組みです。
私たちが住んでいるかけがえのない星地球を宇宙に浮かぶ「宇宙船地球号」とし、その宇宙船を世界中の人たちが協力して守っている姿をたくさんの国旗の風船であらわしました。
たくさんの風船の中央には温暖化で今にもしずみそうな国「ツバル」を書きました。
地球は人類だけのものでなく、たくさんの動植物のものでもあります。しかし、温暖化が進み、絶滅が危惧されているたくさんの生物がいます。地球上にはそんな生物を書きました。
みんなで協力して温暖化にストップをかけ、ツバルがしずむことのないように、又動植物が地球上から絶滅しないように願いを込めました。
そのため地球号のいろんな国の乗組員はしっかりと手をつなぎあっています。
そして平和のシンボルの鳩がそんな地球を見守り、未来へと向かいはばたいています。
世界中の国が心をひとつにして力を合わせ、温暖化を止め、みどり豊かでみんなが生き生き出来る平和な世界にしていこうという願いを込めてこの絵を描きました。
『キッズゲルニカ』を作り一人ではできないこともみんなで力をあわせればできることや、言葉が通じない国の人にも絵で伝えることができることを学びました。
一人では出来なくても、世界中の人が協力すれば願いはきっとかなうと思います。
私たちの願いを込めたこの作品が国際子ども平和壁画プロジェクトに参加し、世界へ発信されることで、私たちの思いが世界中の人達へ伝わることを願っています。
|
|
子どもたちの感想(実行委員)
★ 私はキッズゲルニカの制作を通して平和の大切さ、みんなと協力して仕上げるすばらしさを知りました。なんでも一人でできると思っていたけれど、一人ではできないこともたくさんあるんだなあと思いました。 Y・M
★ 私のむずかしかった所は宇宙の色ぬりが大変でした。広くて色が違う所があったのでむずかしかったです。 でもみんなで心をひとつにして平和の願いをこめて作りました。最高の絵になったと思います。 M・N
★ ぼくはキッズゲルニカの制作と通して、世界平和について考えました。 K・H
★ キッズゲルニカをやってきてみんなと協力すればすごく大きな絵がかけるんだなと思いました。みんなで協力して作り上げたゲルニカなので平和への願いがこもっていると思います。ゲルニカをやって良かったと思います。 Y・H
★ 私は平和のシンボルの鳩を描くことになって、休み時間などもできるだけ行くようにしていました。でも、途中で(実行委員にならなかったらよかったかな〜?)などと思ったりしてでき上がるまですごく大変でした。でも、できた時はすごく達成感があって(委員になってよかった!)と思いました。私たちが協力してキッズゲルニカを描いたように世界も協力して温暖化などをストップさせ、ツバルなどの国を助けていかないとだめだと実感しました。私たちががんばった分世界が平和になればいいなと思いました。 Y・T
★ キッズゲルニカを書いていろんな事を思いました。協力して作品を作る大切さ、平和や環境が良いということがどれだけ大切かということがわかりました。楽しかったこともあります。色々な国の伝統的な衣装を書くところがたのしかったです。そしてこのキッズゲルニカを通してうれしかったことがあります。それはいろんな人と友だちになったことです。なかなかしゃべったことのなかった人と会話がもりあがったりしてすごくうれしかったです。キッズゲルニカのおかげで平和や協力、環境が良いということの大切さ楽しい思い出、そして友だちまでつくってくれました。キッズゲルニカに参加できてよかったです。 M.N
★ 色をぬるのはむずかしいし絵を書くのもむずかしかった。でも、出来上がった時はすごく達成感があった!!本当に世界が平和になってほしい! K・T
★ 私はキッズゲルニカを製作して平和の大切さや戦争の恐ろしさをあらためて知りました。これからも平和の大切さ、戦争の恐ろしさを心に書き留めていきたいです。 M・Y
★ 大変そうだったけどみんなで協力してやったら出来るんだなあと思いました。この私たちが作ったゲルニカを世界中の人が見て平和について考えてくれたらいいなあと思います。 M・B
★ はじめは(めんどうだな・・。)と思っていたけど、最後のほうは楽しくなってきて、できた時はすごくうれしかった。宇宙の色とか同じこさにしたり、ぬった後が汚くならないようにするのにすごく苦労したけど思ってたよりキレイにできてうれしかった。このキッズゲルニカは最高の作品だし最高の思い出になった! S・T
★ 最初は本気でやろうとは思っていなかったけどだんだん進むにつれて楽しくなった。休み時間が遊べなくて服が汚れたりして大変だったけど完成した時の出来はとてもよかった。1回だけサボったりしたりしたけどみんなと協力して出来たときはとてもうれしかった。 Y.T
★ キッズゲルニカを作って平和な世界が一番いいと思いました。作る時色々大変なことがいっぱいあったけど、ゲルニカ委員になってよかったと思います。 A・K
★ ぼくはキッズゲルニカの制作を通して平和の大切さを知りました。また、キッズゲルニカで絵を書く力も上達しました。ぼくはキッズゲルニカを通してたくさんのことを学びました。 I・S
★ 行くたびにどんどん完成に近づくのが楽しかった。 M・K
★ キッズゲルニカをかいて少しでも世界が『平和』になってほしいです。 A・N
★ 最初は正直めんどくさかったけど、出来上がった時はうれしくてヤッパリやってよかった!!と思いました。 C・S
|
|
活動の流れ
中豊島小学校では、生活科や総合学習の時間などで、平和学習や環境問題に取り組んでいます。
特に6年生はヒロシマへ修学旅行に行き戦争の恐ろしさや平和の尊さをより深く学び、その思いをひとりひとり国際平和ポスターでは絵で表現しました。
そして、 昨年一昨年に引き続き今年度も、言葉は通じなくても、絵を通して世界の人びとへみんなが学んできた「平和への思い」を伝えたいと思い、図工科の卒業制作で「キッズゲルニカ」の共同制作に取り組むことにしました。
以下活動の流れです。
|
|
1. みんなが描いた国際平和ポスターの中から、「ゲルニカ」に描きたい絵をみんなで選出。
2. 選ばれた絵を元に各クラスから希望者で構成した16名の実行委員が中心になって休み時間などに図工室や多目的室に集まり下絵を作成。
3. 図工の時間や休み時間などに、実行委員を中心に6年生全員で作成。
|
 |
|
今年度の子どもたちは昨年、一昨年の6年生が作成した「キッズゲルニカ」を見てきただけにイメージも捉えやすく、さらに意欲的に取り組めました。
積み重ねの大切さを痛感します。
毎年同じことを愚直なまでに繰り返していく中で、思いが伝わり深く浸透し子どもたちのものになっていくのだと思いました。
一昨年から昨年の子どもたちへ、そして昨年から今年の6年生へ「平和を願う」キッズゲルニカの「バトン」が引き継がれた気がしています。
昨年同様、子どもたちは「キッズゲルニカ」を制作することで、さらにいっそう平和や環境問題を自分の問題として再認識し、言葉は通じなくても絵を描くことで思いを伝えることができること、また、一人ではできないこともみんなで協力することでこんな大きな作品が作れること、インターネットの有効な活用をすれば世界の人達と思いを共有できる事を学ぶことができました。
この作品は校長先生、教頭先生、はじめ、本校全職員の協力で完成することができました。
とくに6年担任先生方の日頃の平和教育や環境教育への指導や励まし、助言のおかげで子どもたちも非常に意欲的に取り組み、集中して仕上げることが出来ました。
この取り組みや完成した「キッズゲルニカ」は「豊中ケーブルテレビ」でも放映される予定です。
子どもたちに取りましてもとてもよい思い出になったと思います。
すばらしい機会を与えてくださった国際子ども平和壁画プロジェクトの皆様に感謝いたします。
図工科担当 山口 三佐子
|
|
日 時
2008年(平成20年)1月〜3月(図工の時間、休み時間)
場 所
中豊島小学校 図工室、多目的室
参加した子どもたち
中豊島小学校6年生107名 (うち実行委員16名) ※2008年(平成20年)年3月卒業
主催団体名
豊中市
立中豊島小学校
住所 〒561-0802
大阪府豊中市曽根東町6丁目13番1号
学校長 相賀 志郎
|